今の学生の現実を知ること

コロナ

2023年卒の学生は2年生になってからコロナに遭遇しました。授業はリモートになり、以降2年間、つまり4年になるまで登校できないという、とても『不幸』な学生時代を過ごしています。

多くのサークルは活動中止もしくは縮小。ゼミもオンラインで、4年になってから初めてゼミの仲間にあったものも多い。

学生アルバイトの定番である「飲食系」も仕事がなくなってしまいました。これらの影響もあり、大学時代のエピソードの少ない学生が増えています。

その結果としての自己肯定感の低下

さらにこの時期(4年生の10月以降)内定のない学生は、焦り・不安・自信喪失に苛まれています。コロナの影響もあり、大学時代のエピソードの少ない学生が増えています。

また、サークルやバイトでの、横のつながりが切れてしまったため、生の情報を得ることが困難になっているようです(ネットの情報だけに頼っている。就活エージェントに振り回されている)。

嘘つき大会

就職活動におけるエントリーシートや面接は、は学生にとって「嘘つき大会」だと思っていることをご存じですか?。

定番の質問に対して、ネットに豊富にあるテンプレートに、自分の体験を上書きし、エピソードがない場合は話を「盛って」、いかに上手に嘘をつくかが勝負だと考えているようです。

しかし

まだ未内定の学生の中にも多くの優秀な学生がいます。ハローワークに相談に来る学生は、かなり追い詰められて、「最後のセーフティネット」として来所するケースが多くあります。

その中に、「なんでこんなにしっかりしているのに未内定なの?」という学生が半分くらいいます(小職実感値)。

その理由は「嘘をついているから」と「ミスマッチ」。3月スタートの大手 B to C 企業を受けまくり落ちている。単に知っている会社を受けているだけのミスマッチの学生が非常に多くみうけられます。

また、先ほど書かせていただいたように、本人の資質よりも本人が感じている肯定感が低いため、前向きに就職活動に取り組めない学生も多いようです。

優良中小企業様が狙うのは、まさに「出遅れたけど」「一見自信なさそうだけど」実は良い学生を採用することだと思います。

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