仕事をする意味、生きる意味 2

人生への向かい方
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ボクは結局のところワーカホリックだったと思います。無理矢理働かされたと言うより自分から進んで忙しさを選んでいたように思います。結局のところボクの場合は会社を休職する程度で済みましたが、人によっては過労で自らの命を絶つ人もいます。

仕事に命をかけるまでのの意味があるのでしょうか?

ひどく簡単に言ってのけると「その人にとっては何らかの事情で意味があった」としか言い様がないでしょう。普通に考えたら、そこまで自分を追い詰める前に逃げるか休むか辞めます。しかし、そのように追い込まれている人にとってはその選択肢が見えなかったと言うことなのだと思います。

そして、追い詰められるだけの事情があったとしか思えません。

しかしそこまで仕事に意味があるのでしょうか?

客観的に言えばNOです。しかし、仕事とは人それぞれにとって意味合いが異なります。だから主観的にはYESもあり得るのだと思います。

しかし仕事で身体を壊すとか命に関わるとかと言うことになるならば、「仕事の意味」=「生きる意味」となるかもしれません。

人はなぜ生きているのか?

人はなぜ仕事をするのか?

仕事をするのは生活の糧を得るためだという人がいます。ではその生活の意味、即ち生きる意味とは何でしょう?

かけがえのない趣味〔推し〕がある。かけがえのない家族がいる。そのために生きていると言う人は多くいらっしゃると思います。では、趣味と家族のない人にとって生きる意味とは何でしょうか?

その答えをここに書くわけではありませんし、答えなんてありません。申し上げたいのは「仕事の意味」や「生きる意味」を考えることが大事なことだと思うからです。

仕事に意味を見いだすことができるのかできないのか。生きる意味を見つけることができるのかできないのか。仕事に意味が見つからないからといって仕事を辞めてしまうのか、あるいは転職をするのか。人生に意味が見つからないからといって自死を選ぶのか選ばないのか。

そのようなとても深い問題に向き合うことこそが、実は大事なことで、その経験が人生に深みを与えてくれるのでは無いかと思うからです。

生きていくことは、泥臭く大変だとボクは思っています。

ネットで成功した人の多くは「失敗を重ねて諦めずに努力した人だけが成功できる」と言います。

全くその通りだと思います。でも、努力が続けられない人も世の中にはたくさんいるのです。失敗しても諦めないで努力できるというのも一つの才能です。その才能を持っていない人もいるのです。

ただ、上手くいかずにぱっとしない人生でも、そこにどんな意味があると思うのか?その泥臭い問いに向き合うことはできるのではないかとボクは考えます。

答えと結論がない。それが人生だとボクは思います。それはつまり「問い続けること」ではないでしょうか。

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