プロフィール

コウノノブヒコ)

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ファーストキャリア

大学で工学を学ぶも、卒業後はなぜか大手広告会社に入社。以来退職するまでの30年のキャリアのうち、15年をマーケティング法人営業に携わり、いくつかのヒット商品のコンセプトワークを通して、チームビルディング・コンセプトワーク・マーケティングコミュニケーションに携わることができました。

そして、残りの15年を人事系部署にて下記の幅広い人事業務に携わってきました。

>人事制度の企画立案、要員計画

>正社員/契約社員採用

  >社員のキャリア面談の実施

  >評価者研修の導入・選択型研修の導入

そんな中での挫折経験

広告会社の仕事は営業でも人事でもそれは激務でした。自分の仕事スタイルも『ちゃんとやらないときがすまない」「人に任せず自分でやる」というスタイルだったこともあり、30年間の会社生活では20時前に家に帰ることは数えるくらいしかありませんでした。

働き盛りの40代中盤に、激務の末メンタルというより、脳機能が衰え約半年の休職を産業医から言い渡されました。自分では気がつきませんでしたが、パソコンのキータッチミスが増え、ペンで字を書くことさえ、指が震えて字が書けない有様でした。

当然主要役職から外れ3年ほど不遇の日々を過ごしました。しかしその時間があったからこそ自分を見つめ直し、今で言うところの『マインドフルネス』の訓練によって50歳前後からほぼ元通りの仕事ができるようになりました。

同時にその経験よりジェネラリストよりプロフェッショナルに向いていることにも気がつくことができました。

セカンドキャリア

 2015年3月に早期退職制度を利用して退職、その後は2級キャリア・コンサルティング技能士資格・産業カウンセラー・国家資格キャリアコンサルタント・認定心理士の資格を取得。

2016年4月から入職したハローワークにおいて、6年間の在職中に,のべ6000人の就職支援を行って参りました。公共機関のため、本当に様々な人たちと出会うことができました。

中には1年間引きこもりの状態から就職活動を始めた人、病気や障害を抱えていても頑張って就労しようとする人も多く見られました。一方で、「社会に出て行く」不安のため、足がすくんでいる若者にも、なんとか応援して行くことを心がけていました。

カウンセリングの基本(聴くこと、共感すること、肯定すること)を中心に据えながら、『ナラティブセラピー』の手法を取り入れた面談手法を行うことで、当初自信を持てずに「泣いていた」学生を内定に導くこともできるようになりました。

表面に現れない相談者の『悩み』『苦しみ』『忘れてしまった喜びの経験』を本人に気づいてもらう・・・そのような体験を積むことができました。

この経験を生かして、引き続き『就職に悩む人たち』・『仕事に悩む人たち』への支援、それが自分のこれからの道だと確信しました。

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